1974-03-05 第72回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
○宮坂国立国会図書館長 ただいま先生がお述べになりました各官庁の出版目録、これが完全に出版されておりますれば、われわれとしては非常にそれをキャッチする手段があるわけでございまするが、いま各官庁では、それが出そろっておらぬところが多いわけでございまするが、ただ、それ以外にも、その館の蔵書目録とかあるいは新着蔵書とかいうようないろいろな形で出ておりますから、そういうものをちょうだいいたして、われわれは題目
○宮坂国立国会図書館長 ただいま先生がお述べになりました各官庁の出版目録、これが完全に出版されておりますれば、われわれとしては非常にそれをキャッチする手段があるわけでございまするが、いま各官庁では、それが出そろっておらぬところが多いわけでございまするが、ただ、それ以外にも、その館の蔵書目録とかあるいは新着蔵書とかいうようないろいろな形で出ておりますから、そういうものをちょうだいいたして、われわれは題目
○宮坂国立国会図書館長 大まかな数字で恐縮でございますが、大体四十数機関でございますか、そのうちの半分が出ておる、ダブっておるところもございますが、二十三から二十五ぐらい出ておるというような現状でございますので、そういった出版目録を出していただかれれば非常にけっこうだと思っておりますが……。
そこで、この出版目録がすぐ第一巻が出ますので、その出た後に、この利用状況等もいろいろ勘案いたしまして、この処置を考えていく。これが大体一年にわずか一千タイトル、約千五百冊ぐらいのものだと思います。それは大体の程度でございますので、それを毎年冊子目録のように現在つくっていくということは、私はたいへんなことだと思います。
をしておるものもございますけれども、本質は図書館自身がやっておるというものがたくさんございまして、今ちょっとここで私は即答できませんけれども、その書類を集めてみると、かなり驚くべき、図書館活動として、ほんとうの図書館の活動として各種の目録やビブリオグラフィートをこしらえておるのでございまして、それがほぼ一応の調査ができておりまするので、適当の時期にお目にかけたいと思いますが、一番大きいのは全国の出版目録
されておりまして、あと納本しない人を詰問しますと、まったくそういう法のあることを知らなかったというわけですから、もう少しいい習慣ができますと、うまく行くと思つておりますが、これは今警察官的と全然離れておりまして、ほんとうの文化目的で、たとえば日本で一年に一万五千の出版物があるのか、それとも一万二千の出版物があるのかというようなことは、民間の調査では当てになりませんので、そうやって集めまして、完備した毎年の出版目録
法令の目録、これは法律にちやんときまつておる、ああいうものであり、それから全国出版目録を出すというときに、よほど迅速でなければならんはずです。
この年度初めの大きな問題は、図書館法の改正が行なわれまして、国会の方でその法律の改正をしてくださいまして、その結果として、従来非常に納本制度が不十分でございましたのが、ほぼ予想しおります形に順当になつて、新しき君物もおそらくは完全に近い程度に入るようになつておりますし、また全日本の出版目録の類も比較的完全なものができるであろうと考えておりますすが、これが一番大きな問題であります。
從來は一般の出版社からは一部を納入して貰いまして、それに対してそれの載つておりまする出版目録を償いといて図書館の方から出版社に送るという規定になつておりました。この規定を運用いたして見ますと、いろいろな不便を生じて参りまして、そのはつきりした結果は、図書館の方へ思うように本が納まつて來ないという点であります。
現在の図書館法では、そこのところは、かわりに出版目録を納本者に與えるということでつり合いをとれるもの、バランスがとれるものという考え方をとつておりますけれども、実際はさつきも申しましたように、納本者は多分憲法をよく知つておつて納本をしてくれません。といいますると、何か一つここに考えなければならぬことになつて來たのであります。今まで申し上げました地方自治体の印刷物が思うように入つて來ない。